日本のメイプルシロップと日本のウイスキーの生い立ちがよく似ている?

最近住居の近くでメイプルシロップを本格的に作ろうとしているカナダ人のG氏と親しくなりました。

彼は小さい時から祖父がメープルシロップの生産者でしたので小さいころからいつかは自分もメイプルシロップをつくろうと考えていました。

日本に来て日本人の奥さんと結婚して約20年。カナダからメイプルシロップを仕入れて販売するメイプルシロップの専門店となりました。コロナで輸入が止まり、商品がはいってこなくなり、売るものがない時、自分で北海道産メイプルシロップをつくろうと考えました。数年前̪シモカップや大沼でメイプルシロップを生産するアドバイザーをやった経験がありましたが、数年たちその現場に行くと、自分が教えた方法とは全く違ったばらばらの生産方法で、メイプルを作っていることが判明しました。もちろん味わいも不安定なものになっていました。

それはいけないと奮起してカナダではのメイプル生産には列記としたメイプル生産組合なるものがあり、生産ルールが在りました。日本でもルールをきっちりして本当のメイプルシロップと考えたのです。そして日本産メイプルシロップを本場のカナダの品評会に出店し、優勝し、世界をアッとおどろかせたいと考えたのでした。

この話を聞いて日本のウイスキーの黎明期を思い出しました。大正前期ごろ日本のウイスキーは全てはイミテーションでした。

そのイミテーションウイスキーを打破するため、ある青年(竹鶴政孝)がスコットランドに行って本格的なウイスキー製造技術を日本に持ち帰り、今のニッカウヰスキーに似ています。なぜか彼G氏の日本でのメイプルシロップ生産の熱い挑戦に応援したくなりました。いつかは琥珀のエクスペリエンスという小さな小さな個人事業もメイプルシロップがメイン事業になっているかもしれません。人生どうなるか、人間万事塞翁が馬ですね。

 

 

2022年11月 3日 (木)

11月にウイスキーイベント開催します。

11月になりました。久々に自分の主催のウイスキーイベントを致します。期日は11月18日、19日の2日間です。

過去6回のイベントを実施いたしたが、今回は住所のわかっている方にはポストカードによるDMを郵送しました。

ポストカードのデザインは2016年度に富山県勤務時代に描いたジャックダニエルの水彩画です。現物が届いた方はご覧になられたと思いますが、ラインで案内あった方には申し訳ないので、当日参加され申し出て下されば差し上げたいと考えています。下記に添付いたします。

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遠慮なく申し出て下さいね。

 

2021年7月14日 (水)

イベントが終わって。

    7月9日から11日と3回目のイベントが無事終了いたしました。今回は役場からの要請で当別町民に限るという達しのもとで、札幌市内の方への案内を控えました。コロナの影響はここ当別町の田舎まで押し寄せてきたことはゆがめませんでした。

毎回同じウイスキーを出品していることはせず、新規取り寄せのオクトモア(世界一のピート臭のあるアイラ島の蒸留所のウイスキー)やキャンベルタン地方のスプリングバンク(最近人気上昇中の通好みのブランド品)等の製品をアイテムに加えました。軽井沢12年もその目玉イベントでした。当別一の建設会社さんのご厚意で町が活気づくのであればと安く提供していただきました。さらに当別町の老舗お菓子やさんにも協力を得て、今回のウイスキーにあう苺スイーツを作っていただきお客様には大好評でした。今回は数種類の講座も開催して、基本に戻ってアカデミックな琥珀のエクスペリエンスとしてこれからのあるべき姿を再認識させていただきました。ご参加の皆さま本当にありがとうございました。

 

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2021年2月21日 (日)

日本のウイスキーの定義 決定!

待ちに待っていた国産ウイスキーの定義がこの4月から適用されます。(3年猶予期間あり)  今まで何もなかったと言っていいほど日本のウイスキーにはルールがなかったのです。海外では日本で見たこともないウイスキーがどうどうとジャパニーズウイスキーとして売られています。日本のウイスキーの名誉にかけてこういった紛い物を見逃すわけにはいかないという思いで洋酒酒造組合が数年前から協議を重ね今の定義の決定と発表に至りました。協議した日本を代表するメーカーの数社は自分たちのブランドを継続して育成するために、ジャパニーズウイスキーとして打ち出していくことでにわかウイスキーメーカーと差別化することが出来るのです。この定義に及ぶジャパニーズウイスキーの銘柄として残すブランド数は下記の通り。サントリー社で8ブランド、ニッカ社で4ブランド、キリンシーグラム社で1ブランドだけとか。おそらくこの数の差は現時点のウイスキー製造規模と現在保有する原酒樽の数に比例しそうですね。裏を返せばこれ以外のブランド品は少なからず輸入原酒が入っていたのか、輸入ブレンドグレーンを使用していたものと推測できます。最近の雨後のタケノコのように進出してきたウイスキーメーカーはほとんどジャパニーズウイスキーと名乗れなくなります。もし名乗れても販売数も限られたものにならざるを得なくなります。上の3社も今まで普通に日本ブランドとして売っていた銘柄をこれからはワールドウイスキー(仮名)あるいは輸入原酒入りと明記しなければならないことになります。身を削ってでも日本産のウイスキーを育てていくには避けて通れない事なのです。

2021年2月 2日 (火)

ピュアモルトっていう言葉は最近使われなくなった!?

日本のウイスキーでこのピュアモルトという言葉を使っているのはニッカである。主に竹鶴ピュアモルト。 2種以上の違う蒸留所のシングルモルトをブレンドしてボトルに詰めることです。スコッチにおいてはブレンディッドモルトウイスキーというのが通常の呼び方です。これにはちょっとした事件があったようだ。カーデュが瓶詰時にシングルモルト原酒が足らなくなり傘下のモルト工場のグレンデュランのシングルモルトを入れてカーデュピュアモルトという名前で売り出したことが事の発端。厳格なスコッチではこういうことを避けるため、以後シングルモルト、ブレンディッドモルトというように使い分けることになったのです。実際このカーデュピュアモルトはレアなピュアモルトウイスキーとなり高い価格でプレミアム商品になっているそうです。

2021年1月29日 (金)

2021年ウイスキーテイスティング体験実施決定

2021年 3月19日(金)、20(土)、21(日)に決定。世界のウイスキーを100種類以上集めました。

1杯400円~楽しめます。

また20日と21日は世界の五大ウイスキーの試飲講座を開催します。各日先着8名様で予約承り中。

2020年12月 6日 (日)

入門講座・および試飲会無事修了。

予想以上にたくさんのお客様が世界のウイスキーテイスティング会場に来場してくれました。ありがとうございました。

来年は2月に竹鶴政孝氏(日本のウイスキーの父)にちなんだスコッチを取り上げシングルモルトウイスキーの入門講座編を実施予定です。

詳しくは当サイトでお知らせいたします。初めてのテイステイング会で感じたことは、お客様の層が概して30歳代の女性客が7割とこれも予想外でした。初めてウイスキーを飲むという方も数人おられました。

2020年12月 2日 (水)

お礼

おかげさまで入門講座・テイスティング体験は無事終了いたしました。

ありがとうございました。

2020年11月27日 (金)

ウイスキー入門講座、および試飲会は予定通り開催。

27日からの試飲会及び28日12時からの入門講座予定通り開催いたします。

コロナ対策を万全にしての実施です。コロナに負けてはおれません。楽しい3日間にしたいと思っています。

どうかよろしくお願いいたします。楽しく一日一日を過ごしましょう。

2020年11月 5日 (木)

竹鶴日果倶楽部 展示会 日程決定 2021年1月28日~30日。

11月5日~7日に予定していた竹鶴日果倶楽部の展示会の日程がリ年度1月28、29.30日に決定しました。

ニッカファンの方、こうご期待ください。北海道限定の『昴) などめったにお目見えできない幻のウイスキーが100種類以上勢ぞろいです。

 

«お詫び。